続テルマエ・ロマエ 公式サイト

character 登場人物

『テルマエ・ロマエ』のあらすじ

テルマエ・ロマエI
テルマエ・ロマエ

紀元128年、第14代皇帝ハドリアヌスが統治し、かつてない活気に溢れるローマ。すべてに斬新さが求められるこの時代、古き良き浴場を愛する設計技師ルシウス・モデストゥスは、生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず、職を失ってしまう。落ち込むルシウスは友人に誘われた公衆浴場から、突然現代日本の銭湯にタイムスリップ…。しかし、“平たい顔族”の「風呂」文明にヒントを得て、皇帝ハドリアヌス崩御の138年まで全幅の信頼をおかれるお抱えの技師となる。そして、日本で出会ったさつきと結婚し、息子マリウスをもうけるが…。

『続テルマエ・ロマエ』につづく

続テルマエ・ロマエ 1
続テルマエ・ロマエ

登場人物

ルシウス・モデストゥス

ルシウス・モデストゥス

ローマの浴場建築技師。アテネで建築技術を学ぶ。愛国心溢れる誇り高きローマ市民であり、生粋の職人だが、タイムスリップ先の“平たい顔族”の風呂文明には畏怖を抱くことになる。古代ローマ研究者のさつきと結婚し、息子マリウスが誕生する。

マリウス・モデストゥス

マリウス・モデストゥス

ルシウスとさつきの間に生まれた長男。父と同じく浴場設計技師を志しており、アレクサンドリアで建築技術を学んだ。古代ローマにおける若者の感性で、古風な父ルシウスの考えは時代錯誤だとギャップを感じている。さつきから教えられた日本語を話すことができる。

さつき

さつき

ルシウスが、タイムスリップ先の温泉で出会った聡明で美しい“平たい顔族”の女性。東京大学大学院修了の古代ローマ史研究者で、研究員をしながら実家の温泉の芸妓としても働いていた。古代ローマに思いを馳せる研究者としてルシウスとの出会いはまさに運命だった。

アントニヌス・ピウス

アントニヌス・ピウス

ハドリアヌスの後継となる第15代ローマ皇帝。138年に即位し、「パクスロマーナ(ローマによる平和)」と呼ばれる時代を象徴する安定した治世を叶える。『続テルマエ・ロマエ』の時代の158年には20年に渡る執政を終え、体力も衰え、後継皇帝の治世に心を砕いている。

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

マルクス・アウレリウス・アントニヌス

アントニヌス・ピウス帝から後継に指名される次期皇帝。後にルキウス・ウェルスと共にローマ初の共同皇帝となる。幼い頃から聡明でハドリアヌスからも見染められ、「哲人皇帝」と呼ばれる知性派の統治者として成長していく。妻はアントニヌス・ピウス帝の娘アンニア・ガレリア・ファウスティナ・ミノル。

ハドリアヌス

ハドリアヌス

第14代ローマ皇帝。「五賢帝」の一人。前帝トラヤヌスの軍事拡大路線から内政安定路線に舵をとり、ローマの安定基盤をさらに強固に築いた。美しい建造物を設計するなど優れた建築家でもあった。死期が近づいたハドリアヌスはルシウスにバイアエの開発を命じ、巨大温泉保養地バイアエを創生した。138年没。

小達鉄蔵(おだて てつぞう)

小達鉄蔵(おだて てつぞう)

さつきの祖父。温泉で鍼灸整体業を営む。「ゴールドフィンガー」の名を轟かす名人。ルシウスと同じように湯船でタイムスリップをし古代ローマに行くが、ハドリアヌス帝を診る事となり、彼の余命が短い事を見抜くと同時に壮絶な人生に感嘆し、延命の整体を施した。

マルクス・ピエトラス

マルクス・ピエトラス

ローマに住む石工兼彫刻家。独身で女好き。ルシウスとは、対照的に明朗快活な性格だが共に浴場へ出かけたり酒を飲んだりする、旧知の仲の良き相談相手。

コルネリウス・パッラ

コルネリウス・パッラ

ルシウスと同業の浴場技師。ローマで流行の金ピカでバブリーな浴場を設計し、ある種の人気を得ているが、裏では伝統ある浴場を一掃して自分のテリトリーに作り変えようと画策している。ルシウスが活躍することで、自分の人気が奪われることに恨みを抱いている。